それからはとにかく江原さんの本を読みあさった
とにかく納得のいくものばかりだった
そのころの私は高等看護学校に行きながら准看護師として働いていた
精神科慢性期病棟にそのまま卒業後も働いていたところ
思春期・静養病棟へ異動するよう言われ、異動したばかりだった
異動の理由は
新しい病棟はとにかく人がどんどん辞めていくので人が足りない
おとぴさんなら良い意味で図太いから大丈夫だろう
そんなめちゃめちゃな理由で
看護部長にも病棟の上司にも太鼓判を押されての異動だった
新しい病棟は人間関係がギスギスしていた
私も最初は悩んだが、1~2ヶ月ほどで慣れた…
上司がいう通り、確かに他の人よりも図太かったのだろう(笑)
病棟の人間関係以外にも職員を悩ませていたのは患者さん達だった
その病棟の特徴は差額部屋もあるちょっとキレイな病棟で
思春期~上は高齢者まで、要はちょっとお金があって差額が払える人や
人格障害や摂食障害など従来の精神病よりは軽めの人が多く
従来の精神病棟に入院させるのは忍びない
精神病を治療するというよりもストレスのケアをする
ストレスケア病棟だった
患者層としては自分と同じぐらいの20~40代ぐらいの女性が多かった
ストレスケア病棟なので点滴や拘束などの医療的な処置は
圧倒的に少なかったが、人格障害の人が多いので
患者さんを含め家族とも、丁寧に関わらないと振り回されたり
とにかく大変なことになるのでその関わりで潰れてしまうスタッフもいた
大変だけども、私は人格障害の人は魅力的な人が多いし嫌いじゃない
それはそれで勉強になるし楽しかったし
やっぱり図太いのかあんまり振り回されなかった
だけど中には納得の行かない、腹立たしい患者さんもいた
幼児虐待をする患者さんが何人かいたんだ
テレビで報道されているような虐待を日常的にしているくせに
全く悪びれず、生活保護を受けて
のうのうと病院で3食昼寝付きで生活している
そんな患者さんが憎らしくて仕方なかった
だけどスピリチュアルを学び始めて
人は生まれて来るとき、その人が今回の人生で学びたいことに
合わせて、おおよその人生の計画を立て青写真を創り
その人生に必要な親を選んで生まれて来る
そんな事実が
この人の子供達もこの人から学ぶことがあって
この人を選んだんだ…
そう思うと若干、その患者さんへの憎しみが和らいだんだ
そう考えるとスピリチュアルって気持ちを軽くしてくれる
本当に面白いなぁ~つぐつぐ想う
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