昨日、2012年の２月22日２がいっぱいの新月のミラクルデー
また新しい自分を発見しました
私は小さいころから絵を描くのが好きで
ずっと将来は絵に関する仕事に就くつもりでした
それでデザイン専門学校のイラストレーション専攻に行って
絵には自信があったのに、自分よりもずっと上手い人がたくさん
いることにショックを受けました…
それに絵を直されたり、点数をつけられたりするのが
すごい嫌でした…
デッサンとか明らかに画力が分かるものなら
点数をつけてそれで技術があがることも分かりますが
それ以外のものに点数がつけられるのがすごい違和感がありました
絵に関しては譲れない想いがあって
こんな融通が利かない自分では仕事にするのは無理だなと思いました
そして大好きな絵で誰かに負けるのが嫌で絵筆を折り
以前のように絵を描かなくなりました
一番大好きだったことを自分から捨ててしまったんです
余談ですが
私は夫のことを大好きでとても尊敬していますが
彼は自分の一番大好きなことをずっと見失わずに貫き通して
仕事にして夢をかなえ続けている人だから
いつもワクワクして楽しそうです
やっぱり自分の一番好きだっていうことをしている人は
色んな意味で強いです
研究に夢中になって土日も仕事の時も多くありますし
夜中まで帰ってこないこともたくさんありますが
忙しくても楽しそうです
楽しそうで羨ましくてちょっとジェラシーを感じることもあります
でもでも、それは私自身が絵を描きたければ
描けばいいだけなのに、どこか躊躇している自分がいました
最近は徐々にまた描き始めましたが
もっと描こうと思う出来事がありました
私の知り合いのお店の壁に貼ってある絵がずっと気になっていました
なんでかっていうと…
あまりにもへたくそだからです…
もしかして下手うまっていうジャンルかなとか色々考えましたが
天使を描いてあっても
デッサンが狂いまくりとかのレベルじゃなくて
基本は全くできていなくて
腕はどうみても骨折しているし、肩は脱臼しているし
足はとんでもない生え方しているし…
天使の羽らしきものは、言われないと羽だと分からないぐらい
雑に描かれているし…
龍を描けば、口から炎らしきものを出しているんですが
龍が吐血しているようにしかみえないし
色の塗り方は汚いし、筆から抜けた毛が何本もはいっているし
小学生が描いたなら納得いきますが…
とても大人の絵を愛する人が描いたとは思えない
その辺のずぶの素人が時間もかけずに雑に描いた絵が
お店になんと！！！２万円の値札をつけて売っているんです…
隣に飾ってある、どうみてもプロの作品が９千円なのに
なんなのこの高飛車さはって正直、思っていました
絵に対して譲れない想いがあったので
見るたびに２度見するぐらいの衝撃でした…
店長さんとその話になって
「実は私も最初みた時あまりに下手で驚いたんです
でもマネージャーが面白いって言って置くことになったんです」って
いって、店長さんも子どものころから
絵が得意で小学生の時は描いた絵が全国で２位になったことも
あったそうです
こんなへたくそで展示会ができるなら
私も描こうって絵を描き始めたんですって話してくださいました
私も正直、そう思いました…
昔は勝ち負けにこだわっていましたが、
今は勝ち負けとかじゃなくて必要なのは
その人の在り方なんだなって思います
それなのに何にこだわっていたんだろうって
自分で自分に笑えました
上手い人の絵をみても、こんな気分になれないのに
へたくそな人が堂々と飾っているのを見て
そこにいた二人とも絵を描こうと決めたなんて
なんて素敵な反面教師なんだろうって二人で話していました
２がいっぱいのミラクルデーに
自分の一番好きなことに対する熱意を想い出すことができました
帰って夫に話したら、すごい面白がって
「うまい絵を描く人はたくさんいるけど、こんなに話題のつきない
面白い絵を描く人はいない。そのマネージャーさんのセンスは
合ってる。だって龍が吐血してるんだろう。俺も見てみたい」って
笑っていってくれました
やっぱり自分の好きなことを追求している人は視点が違います
また夫に惚れ直しました(結局はノロケかい)
あなたの一番大好きなことは何ですか？
それを今、続けていますか？
もし離れていたら、また少しだけ思い出してあげてください
思い出せない人はヒントは子どものころにあるかもしれません
それをみつけたら、また新しい自分に出会えるかもしれませんね
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