スピリチュアル系雑誌トリニティさんの
webマガジンに連載させていただいてます
元精神科看護師 さん☆おとぴ presents “いのちのしくみ”
良かったらご覧ください
*****************************
ビワさんがよく被害者はかならず加害者になる
潰された感覚は、かならず他の人に同じようにやりかえす
っていってて、
最初はふーん、確かに虐待とか連鎖するからなー
ぐらいに聞いてたんですが
自分の経験とか、色んな人をみてて、
本当にそうなんだーって、しみじみ思うんですが
これ、びっくりするぐらい正確にエネルギーで記憶しています
たとえば、感覚をボールで表現するならば
外から圧力をかけられて、凹んだとしたら
内側から同じような圧力をかけて押さないと戻らない感じ
人には、ありのままのいのちを生きたいって
潜在的な欲求がものすごく強くあるので
色んな感覚が潰れたら、
ありのままの自分を感じられないから
形状記憶合金のように、元に戻ろうとするのよ
だから、その潰れた感覚と同じような感覚を想起されるような
出来事が立て続けに起こる
基本的に、その痛みを分かってあげるだけでも
ずいぶん癒されるんだけど
前の人と人とか分かり合えない淋しさにも書いたけど
基本的に人って、苦しい感覚から目をそらすから
痛みと向き合うことができなくて
余計に、その痛みを想起させるものが恐く感じたりする
目をそらしてみているとハッキリ分からないし
お化けじゃないけど、よく分からないものって恐いじゃない
でも、しっかりその痛みをみてみると
子どものころ、大人の都合やこの世のシステムが分からかっただけで
意外と、大した問題じゃなかったりする
(例えばお父さんが仕事が忙しくてかまってもらえないだけで、見捨てられたとか)
まぁ、それだけじゃなくて
人の世を生きるのに、
いのちそのものの感覚を持っていてはダメだと言う
思い込みが、連鎖しているので
先祖代々、潰し合いの連鎖が続いているのもあるのよねー
家族間だけじゃなくて、友達同士でも潰し合って
それが、虐めにつながったりするよね
というのも、この潰された凹んだ感覚あると
必ず人にも無意識にやりかえすのよ
それぞれの人によって、そのやり返したくなる感覚って違うだろうけど
例えば、自分と同じようなタイプの人や状況の人だったりとか
自分が親から教えられた、しつけに反する人だったり
自分が必死になって頑張っているのに、頑張っていない人とか
トラウマの感覚を刺激されるのは人それぞれ違うだろうけど
自分が潰されたのと同じように、やり返そうとするのよねー
わたしもねー。
とがったナイフみたいな所があって
キレるとどん底まで、人をたたき落とさなきゃ気が済まない所があってたのね
さすがに暴力をふるうつもりはないけど
すんげー、むかつく奴がいたら
どうやって、合法的にそいつに制裁を加えてやろうかとか考えたよ
なんか、そういう時ってすごく頭がまわるっていうか
どこに打撃を加えたら、相手のダメージがでかいかとかが
ピンと来てたのよねー
お店にクレーム言うのだって
店長ごときじゃ、話しにならないから
本社にメールしたことがあって、
そうしたら、すごく偉い人が家まで菓子折りと商品券を持って
謝罪に来たことがあったよ
人はおおごとにしたくない人が多いから
なだめられたりしたけど
おおごとになろうがなんだろうが、許せないものは許せないって
とことんまで、相手を責めたよねー
職場とかで、すげーむかつく人がいると
当時、エネルギーとか分からなかったけど
態度ですんげー威圧してたのね
たぶん殺気を放ってたと思う
まわりの人が動揺して、すごく気を遣われたから
そうなると、ムカついた相手は寄って来なかったねー
最近は、そこまで腹が立つことってないんだけど
あのとことんまで、相手を追い詰めたい感覚って
なんだったんだろうって思うと
自分がやられた感覚なんだと思うの
そんな感じで
逃げ場がないぐらいの勢いで怒られた、感覚のエネルギー
そういう感覚が強く残ってた
それで、面白かったのが
ダーリンを空港まで送ったあと
母と一緒に姉の家に遊びに行ったのね
そうしたら姉に前の
人と人とが分かり合えない感覚に書いた
なんで、一緒にイギリスに行かないのって
やりとりを姉がしつこく言って来たのよ
このわたしが興味ないって言っているのに
相手がしつこく言ってくるのって
おまえかー!!!
って思った…
要は姉とのやりとりが、子どものころからそうだったの
姉はよかれと思って行って来るのが
わたしには意味が分からない
姉によく
お前は何にも気にしない
ってよく言われたのんだけど、それも意味が分からなかったの
でも、いまなら分かる
確かにそうです
そうでございます。
貴方様が気になさっていることは、
わたしは一切に気にしておりませんでした
姉はすごく人目を気にして、見た目を重視するから
わたしがまるまるしているのを、あざけ笑うように見るのね
あと時の会話
姉:お前のフェイスブックみて
○○(甥)が笑ってたよー
わたし:なんでー?かわいいからー?
姉:(呆れたのか、しらっとした顔で)お前は幸せな奴だなー
わたし:うん
姉:……(絶句してる感じ)
もう、会話が成り立ってないでしょー
いまでこそ意味が分かるけど
子どものころは、このすれ違いの上
すっごく怒られたり
ぶたれたり、いじめられたりしたのよー
年が7歳も離れているから、ケンカしてもかなわないし
意味が分からないなりに、姉の言っていることを
理解しようと頑張ったんだろうね
いつの間にか、人目がすごく恐くなってたからね
姉に、なんでイギリス一緒に行かなかったのって
しつこく言われて、姉とのやりとりで潰された感覚が
ずっと再現されてたんだなーって思った
いわれてみれば、言ってくる人ってみんな年上の女性だったわ
7歳も離れていると、姉は絶対的な存在で
逆らっても逆らっても、やられ続けたけど
いまとなったら、別にやられないし
姉が言ってくる、外側的な価値観に興味ないから
思い出しても、別に恐くもなんともなかったよー
っていうのも、わたしが自分の中の恐怖を
とにかく分かってあげて、それに向かい続けたから
さっぱりそう思えるのかも知れないけどね
ダーリンも時々、訳の分からない所でキレるから
びっくりするんだけど
冷静にみると、あー怒ってるじゃなくて恐いんだなーって思うの
ダーリンは恐怖を感じる所で、すごくキレるみたい
そう思うと、怒っているのに怒り返すんじゃなくて
大丈夫だよ。分かったって、落ち着いていってあげると
ダーリンも気が休まるみたい
姉もそうだったんだと思うんだよ
すごく怒られたし、いじめられたけど
本当はすごく姉も恐かったんだなって思う
たしかに、人の世はものすごく恐いから
長いものには巻かれて、
人の世で恥ずかしくないようにしなきゃいけないんだって
思い込んでしまうのも分かる
それをわたしにも、必死で伝えようとしたんだね
でも、わたしはもう大丈夫だよ
人の世を恐れるでも、恨むでもなく
戦うのでも、巻き込まれるのでもなく
ありのままの、
いのちそのものの自分を生きれるようになったから
もう大丈夫だよ
うちは両親とも、あまり人の世的な人じゃないから
姉から、とことん人の世の恐ろしさを教えてもらった
でも、これを知らないと
どうして人がこれほどまでに苦しんでいるのかも
理解できなかった
この世が奇妙で仕方なかった
常識にしたって、なんだって
人を不幸にさせようとするような思い込みだらけ
上辺だけの幸せを得ている人はたくさんいるかもしれないけど
人が本当に心から幸せになるような世界はどこにも見つけられなかった
でも、やっと見つけることができた
ただみんな人の世のしくみの中で苦しんでいただけだったし
そこから抜けられることも身をもって分かった
だから、いまなら素直にお姉ちゃんにも
ありがとうって思えるんだ
*******************************************
コメントを残す