それでね
本当にすごい時代になったなーって思ったのが
小さいころのトラウマについて
なんか傷ついたりして、妙に覚えている記憶ってあるじゃない
妙にはっきりと覚えているのって
結構、重要なことが隠されてたりするの
特にわたしなんか、前は昔のことが思い出せなかったのよ
辛すぎて記憶を封印したみたいで
それでも、覚えてた記憶がいくつかあって
結構、大切なことを教えてくれたよ
自叙伝に実家の向かいの家が火事になった話しがでてくるんだけど
自叙伝はこちら
~元精神科看護師の実話に基づく人生を無限大に面白くするいのちのしくみ~
その刑務所に入っている、同い年の幼馴染と、その姉と
それぞれに関するトラウマの記憶が先月立て続けに解けたのよ
覚えていて、時々解いたりしたけど
深い意味は分かんなかったの
それが、立て続けに分かったの
まずお姉さんのほうね、ややこしいからS子ちゃんとしておくわ
S子ちゃんは、2歳上
女の子同士だから、同い年の幼馴染の雄ちゃんよりも
S子ちゃんのがよく遊んだ気がする
たぶん、3~4歳のころだと思うんだけど
うちの隣が犬を飼っていてね
白いマルチーズ
わたし、その犬の散歩をするのが好きでね
よく犬の散歩をさせてもらってたの
ただ、その犬は大人をみると襲いかかって噛みついちゃうから
大人が来たら、飛び付かないようにしっかり紐を持っていてね
っていわれてたの
それで、わたしがお散歩させている時に
S子ちゃんが、
「りえちゃんがちゃんとお散歩できるか、わたしが見ていてあげる」って
お姉さん風を吹かせて、見ててくれたのね
ある日、犬を散歩させていた時に大人が通ったの
いつもは、しっかり紐をもつんだけど
その時は、紐をもたなきゃって思っていたのに
なぜかチカラが入らなくて、そのまま犬が通りがかりのおばさんに
襲いかかっちゃったの
結局、ズボンが汚れたんだか、怪我したんだか分かんないけど
その飼い主さんが来て、お財布だしてお金を払っていたのを覚えているけど
なんか、どうしていいのか意味分かんなくて
ボー然と立ちつくしてたのよ
それから、S子ちゃんが
○○さんに謝んなさいよーとか怒って来て
飼い主さんは、許してくれたけど
S子ちゃんには
りえちゃんひどいって、近所の子ども達を巻きこんで
わたしをしばらく仲間外れにしたのよ
わたし、泣きながら仲間に入れてもらおうとがんばったの
子どもだから、何日か何週間か時間の感覚が分かんないけど
しばらく仲間外れにされていて
それがすごくトラウマになってたの
それで、断片的に
犬のお散歩をしていたこと
仲間外れにされたこととか覚えていたけど
S子ちゃんが、見張っていたこととか一連の流れを
覚えてなかったのに、なんか一気に思い出して来て
しかも、なぜあの時分かっていたのに
チカラが入らなかったんだろうって疑問がでてきたの
そしたら、ふって湧いたように
突然、閃いたのが
その硬まっていた感覚って
S子ちゃんの感覚なんだってこと
S子ちゃんが、わたしがちゃんとできるか見ていた感じは
きっと母親から見られてた感じ
それで、その感覚を感じると
見守られているってよりも
粗相をしないように見張っている感じなのよ
粗相をしようもんなら
ほらだから言ったでしょって、怒られそうな感覚
だから、見られているほうは無意識に緊張してチカラが入らなくなる
そんな感じだった
あの時経験した、色んなトラウマは
S子ちゃんの痛みだったんだ…
人は見える世界にとらわれてしまって気が付かないけど
すべてはエネルギーであったり、感覚なので
S子ちゃんの中で起きている痛みの感覚
わたしは、それを無意識に引き継いで
再現したんだと気が付いた
もちろんわたし自身も悲しかったから
トラウマになっているけど
きっとS子ちゃんも、あんな想いでいたんだ
そう思ったら、すごく腑に落ちた
長くなるので
幼馴染の弟の方の話しは次
またまた清水渓流の画像
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